干し柿の作り方
干し柿をつくる上で大切なのは「気温」と「湿度」です。
暖かい時期だと十分に乾燥する前に熟したり、カビが出たりすることがあります。
また、天気の良い乾燥した時期のほうが上手に仕上がります。
干し柿づくりに適した時期としては、気温10℃以下の天気の良い日が一週間ほど続く頃(晩秋~初冬あたり)がオススメです。
材料
- 渋柿
- ひも(縄や荷造りひもなど)
作り方
1.吊るす準備をする
吊るしやすいように枝~ヘタをT字型に残して皮をむき、枝の部分に紐を結びます。
吊るしやすいように枝~ヘタをT字型に残して皮をむき、枝の部分に紐を結びます。
もし、手に入れた渋柿に枝がない場合は、竹串や針金を刺して吊り下げる方法もあります。
2.熱湯につけて殺菌する
お湯を沸騰させた鍋に、柿を5秒間ほど入れると殺菌ができ、カビが生えにくくなります。
お湯を沸騰させた鍋に、柿を5秒間ほど入れると殺菌ができ、カビが生えにくくなります。
アルコール度数の高い焼酎にサッとつける方法も効果的です。
3.じっくり干す
日当たりと風通しのよい場所に吊るして、雨に当たらないように気を付けながら、じっくり干します。
日当たりと風通しのよい場所に吊るして、雨に当たらないように気を付けながら、じっくり干します。
4.柿をもむ
一週間~10日ほど干したら、指で柿を押すように揉んで柔らかくします。
一週間~10日ほど干したら、指で柿を押すように揉んで柔らかくします。
外側と内側の食感が均一になり、乾燥もよりスムーズになります。
5.表面に白い粉が出てきたら完成
柿の種類や気候にもよりますが、2~3週間ほどで完成です。
柿の種類や気候にもよりますが、2~3週間ほどで完成です。
ポイント
- 常温での保存期間は2~3日程度です
- 冷蔵庫だと2か月ほど保存できますが、干し柿は臭いを吸収しやすいため、新聞紙やキッチンペーパーなどにくるむのがオススメです
- また、ジップロックなどに入れて冷凍することも可能です